瞽女唄ネットワーク主催「越後瞽女唄・葛の葉会」の春の定例公演
「石童丸」は、説教節に語られた子別れと父子再開の物語。近代では琵琶唄としても知られている。
妻子を捨てた加藤左衛門繁氏は九州の六か国を知行する豪族の総領でありながら、世俗の栄華を捨てて出家する。そしてその世継ぎである石童丸もまた、すべてを捨てて、父捜しの旅にでるという悲しい通奏低音が全編に響く。
平成24年4月22日(日曜日)
開場:午後1時
開演:午後1時半
(終了予定:午後3時半)
入場料:1,000円
(中学生以下無料)
終了しました
会場:アトリウム長岡
新潟県長岡市弓町1-5-1
電話:0258-30-1250
出演:
越後瞽女唄葛の葉会
演目:
祭文松坂「石童丸」ほか
主催:瞽女唄ネットワーク
事務局:市民劇場内
電話:0258-35-9538
※細かな部分を確認したい方は、「春の瞽女唄公演」画像をクリックしてください。大きな画像で確認できます。
石童丸は筑前苅萱の領主加藤左衛門繁氏の子。説経節では、「苅萱」の名で知られる五説経のひとつ。
繁氏は、無常を感じて、遁世し、高野山に上って苅萱道心を名乗る。父の顔を知らぬ石童丸は、母とともに高野山の父を尋ねるが、女人禁制の山で、母を麓に残して、ひとり山に登り、父に会うが、繁氏は父であることを明かさずに帰してしまう。麓に降りてみれば、母は病死している。
石童丸は決心して再び高野山に上って出家し、苅萱の弟子となる。のち、師弟連れ合って、諸国修行の旅に出て、信濃国善光寺に住む。二人は親子で地蔵の化身なのだという。
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