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第26回 越後長岡瞽女唄公演‐秋公演の内容ををご案内します。

公演のお知らせ EVENT

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第26回 越後長岡瞽女唄公演‐秋公演の演目紹介

 瞽女唄ネットワーク主催の春の瞽女唄公演は妙音講と一つになりました。そして迎えた秋公演のメインは「八百屋お七」忍びの段と火炙りの段。
 皆様、ご存知のストーリーではありますが、瞽女唄での語りはまた絶品!ぜひご堪能ください。

平成26年10月26日(日曜日)
開場:午後1時 開演:午後1時半 (終了予定:午後3時半)
入場料:1,000円 (中学生以下無料)
会場:アトリウム長岡(長岡市弓町1丁目5-1)・元禄の間  電話:0258-30-1250
出演:越後瞽女唄・葛の葉会
主催:瞽女唄ネットワーク

演目紹介
1.門付け唄 岩室
 長岡瞽女が中越地方を旅するときに歌った門付け専用の唄です。男女相愛の情を七・七・七・五の口語文であらわした都々逸風の唄で、三味線の糸を弛めジャンコジャンコジャンコと低い音に合わせて歌います。文句の中にイヨという相の手が入るので、イヨ節と称する人もいました。

2.八百屋お七「忍びの段」
 「八百屋お七」は、江戸本郷の八百屋の娘お七が、天和3年(1683)放火の罪で火あぶりの刑に処せられた。井原西鶴が、その翌々年、浮世草子『好色五人女』にこのお七の事件を取り上げ、これを小説化して町娘のいちずな恋と可憐な娘心を描き出した。お七の悲恋と残酷な処刑の話は、元禄・宝永年間に歌祭文(うたざいもん)になって世に広まり、さらに歌舞伎、浄瑠璃にも取り上げられ、改作が重ねられた。
 瞽女唄の「八百屋お七」は、紀海音(きのかいおん)作の浄瑠璃(世話物)の脚本に基づいている。「忍びの段」と「火炙りの段」が物語の山場であるが、「忍びの段」は、偶然、火事で避難した寺で会った小姓の吉三(きちざ)に恋い焦がれ、恋しい吉三に会うため、深夜、駒込寺の学寮に忍びこんで、契りを交わす激しい恋の場面。

3.八百屋お七「火炙りの段」
 「火炙りの段」は、年端もいかぬお七がまた火事を起こせば、再び吉三に会えるものと、吉三恋しい一心に、放火の大罪を犯す。白洲の前で年を若く言えば、その罪を免れるのに、正直に丙午生まれの十六歳と答え、鈴ヶ森で火炙りの刑に処せられる。火炙りの刑を目前に、両親や吉三との切ない別れの愁嘆場へと語りは展開する。

4.瞽女万歳 柱立て
 太夫と才蔵が掛け合いしながら面白おかしく正月をことほぐ。才蔵の語る駄洒落を太夫がたしなめる。江戸ではやった三河万歳の系統を引く。瞽女がよく歌ったのは、「経文」と「柱立て」。「春は万歳、夏は神楽」といわれ、年の始め、「春語り」などに語って、家の繁栄、商売繁昌を祈った。

催しのお問い合わせについて

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